第二新卒で「職務経歴書の書き方」に困っている人必見!通過する書き方例

第二新卒で転職を決意する方は多くいらっしゃると思いますが、みなさん、職務経歴書の内容に自信はありますか?

転職活動では、まず「書類選考」から始まることがほとんどなので、「通過するための職務経歴書を作成する」ことはとても大切です。

私は新卒で入った会社をたった3ヶ月で退職しましたが、色んな方の手を借りて職務経歴書の完成度を上げていった結果、書類選考の時点でお見送りになることがほとんどなくなりました。

今回は、当時私が試していた職務経歴書の書き方について詳しくお伝えします。

第二新卒が職務経歴書でアピールすべきポイント

勤続年数が3年未満である第二新卒の方の場合、経験が豊富な方と比べると目に見えた実績が少なく、「何をアピールすれば良いんだろう?」と迷いますよね。特に私は1社目を3ヶ月で退職しているので、1つの業務を長く続けた経験はある訳もなく、何をアピール材料にすべきかはかなり迷いました。

しかし、転職活動を終えて分かったことがあります。それは、「第二新卒を歓迎している企業は前職での実績や経験をそれほど求めていない」ということです。

企業からすると、「若くて教育のし甲斐があり、自社で活躍してくれるポテンシャルがありそうか」を見極めたいと思っています。 そのため、いくら実績を伝えられたとしても、そもそも教育したいと思える愛嬌が欠けていたり、変に自信満々でプライドが高かったりすると逆効果で、お見送りになってしまう可能性があります。

つまりは、第二新卒が職務経歴書でアピールすべきことは、「豊富な実績」ではなく、簡単にまとめると、「やる気!元気!」が一番大切となります。

採用担当は職務経歴書のどこをチェックする?

第二新卒の職務経歴書において、採用担当は「簡潔で分かりやすい書類が作成できているか」を主にチェックしています。

具体的には、下記などが挙げられます。

  • 誤字脱字がないか
  • 企業情報を誤って記載していないか
  • 文章が冗長になっていないか
  • 伝えたいことだけを簡潔にまとめられているか

当たり前のようにも思えますが、意外と出来ていない人が多かったりするので、採用担当にとって読みやすい書類を作成できるだけでもあなたの印象アップが狙えます。

逆を言うと、自己PR部分のみ完璧に作り込んだとしても、他の内容に不備があった場合にはマイナスになってしまう可能性があるので、全体を通して慎重に作成していきましょう。

実績以外でアピールする場合の自己PRの書き方

ここまで目を通していただいたあなたは、第二新卒の職務経歴書にて主に何を評価されるかが分かってきたことでしょう。そして、こう感じたかもしれません。「評価されるポイントは分かったけど、自己PRの書き方が分からない…」と。 私が実際に自己PRを作成するときに実践して上手くいった方法をSTEP化してみたので、宜しければ参考にしてみてください。

STEP① :これまで携わったことのある業務を全て書き出す

どんな些細な業務でも大丈夫なので、全て挙げて一覧化してみましょう。

STEP② :これまでの業務の中で、特に力を入れた業務をピックアップする

例えば、下記に当てはまる業務はありませんか?思い出して挙げてみましょう。

  • 特に頑張ったこと
  • やりがいや達成感を感じられたこと
  • 周りから感謝されたこと、評価されたこと

※ここで良くあるのが、「特に頑張ったことが思いつかないし、仕事でやりがいを得たこともない…どうしよう……」という方ですが、難しく考えすぎず、普段何気なくしている業務で問題ないです!
「仕事をして給与をもらっている」ということは、企業への貢献は少なからずされているということなので、対応業務の中で、一番注力しているかな?と思いつく業務を一つ挙げてみてください。

STEP③ :STEP②で挙げた業務の中で、「大変だったこと」「工夫・意識できたこと」「工夫(意識)結果どんな変化(効果)があったか」をそれぞれ書き出す

業務の中で、「(1)最も大変だったことって何だろう?」と考えてみてください。 そして、その大変だったことに対応するために、「(2)どんな行動を起こしたか?」「(3)行動を起こした結果、どのように変化したか(効果があったか)」を考えてみるのです。

自己PRでは、「こんなことが大変で、こんな風にを頑張ったんだよ」というアピールが必要です。
たまに、「社内の人とコミュニケーションを取ることを頑張りました」や、「通常業務をこなすために勉強を頑張りました」などと記載する方がいますが、採用側にとっては「それがどのくらい大変なのか」が分からないので、共感が何も生まれません。

もっと言うと、「誰でも簡単にできそう…」と思われてしまったら、自己PRにはならないので気をつけましょう。まずは、「自分にとってどのくらい大変だったのか」を言語化してみてください。

STEP④ :これまでSTEP①〜③で挙げてきた内容を整理し、文章にまとめる

なかなか難しいと思いますが、私が実際に使っていた自己PR文を記載しておきますのでご参考までに。

筆者はこの自己PRで通りました!

私は、「教えを乞うコミュニケーション」を意識することで、常に複数並行しているタスクを誰よりも早く正確に推進できるように努力しました。

具体的には、以下の行動を徹底しました。
①10分考えて分からないことはすぐに相談する
②担当業務でも全て自分で解決しようとせず、得意な人に役割を割り振るなど、ベストな進め方を早めに判断する
③自分が作成したコンテンツは部署外にも積極的にFBをもらいにいく。アドバイスを素直に聞き入れながら自分流の要素を残せるよう試行錯誤し仕上げる

上記の行動を意識することにより、タスクの進捗が周りにも可視化され、業務がスムーズに進むことを実感できました。 変化の激しい環境にいると、初めて取り組むことや進むべき方向に迷うことも多いかと思いますが、私は、決して思考を止めずに、常に行動しながら軌道修正することを心掛けています。

今後は、円滑に業務を進める上では欠かせない人材として、さらに成長できるよう精進していきたいです。

転職エージェントの活用もおすすめ

これまで職務経歴書や自己PR文のポイントを述べてきましたが、応募書類の作成の仕方について、少しでも迷った場合は、転職のプロの手を借りることが最も効率的です。

転職エージェントは採用担当の目線で書類の添削をしてくれるので、職務経歴書の書き方に自信がない方はもちろん、自信のある方でも、第三者の視点からの添削はしてもらうに越したことはないです。

私も転職活動時は複数の転職エージェントを利用していて、書類の書き方について色々とアドバイスをいただいた身なので、いま職務経歴書を自己流で作成している方がいたら、ぜひ一度相談してみることをおすすめします。

まとめ

今回は、第二新卒のための職務経歴書の書き方のコツや例を紹介しました。

  • 第二新卒が職務経歴書を通してアピールすべきことは「やる気」や「元気」があるという今後のポテンシャル
  • 採用担当は「簡潔で分かりやすい書類が作成できているか」をチェックしている
  • 実績以外でアピールする場合の自己PRの書き方(STEP①〜④)
  • 転職エージェントを活用し書類の添削をお願いしてみる

職務経歴書は、第二新卒で転職をしようと奮闘している方が、まず最初につまずきやすい点です。書類選考を通過しないことには、その先はありませんし、せっかくやる気が満々だったとしても、職務経歴書でアピールできず、お見送りになってしまうことは非常にもったいないです。

だからこそ、書類は自己流で完成させるのではなく、周りの方や転職エージェントの手を積極的に借りながら、完成度を上げていってください。 応援しております!

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